『黄リー教』ユーザーの声を聞いていると、「途中で挫折してしまった…」という人を少なからず見かけます。
とくに、
- 結局、何の勉強をしているのか分からない。
- 全体の流れがつかめないので、迷子になってしまう。
- 「働き・品詞・活用」がなんで大事なの?
といった声が多いようです。
たしかに黄リー教のアプローチは、おなじみの英語学習とはまったく異なります。最初のうちは、どうしても混乱しがちですよね…。
そんな時は、まず肩の力を抜いて…。そしてシンプルに全体を眺めてみると、頭がスッキリするかもしれません!
でも、どうすれば全体像をつかめるのか?
そのコツは、
- 英文読解はパズルゲーム
- 『黄リー教』はルールブック
と考えてみること。
ゲームに例えてしまえば、少しは分かりやすくなりそうですよね。
では、一体どんなパズルゲームなのか?
- ゲームの目的
- パズルの解き方
- 3つのキーワード(働き・品詞・活用)
に注目して確認してみましょう!
この記事で説明する内容は、『黄リー教』のLesson1~5くらいに相当します。『黄リー教』序盤の整理にご活用ください!
ゲームの目的
このパズルゲームのゴール(目的)は、
すべての語の正しい「働き」を見つけること
です。
ちょっと抽象的な表現で分かりにくいかもしれませんが、次のような図をイメージしてみてください。
それぞれの語の下に空白がありますよね?この空白に、謎解きをしながら、正しい「働き」を当てはめていきます。
そしてすべての空白を埋めたら、ゲームクリアです!
…といっても、この段階ではよく分かりませんよね。
とにかく、
- すべての語には、どうやら「働き」というものがあるらしい。
- すべての正しい「働き」を見つけたらクリア!
という点を覚えておいてください。
では続いて、実際にパズルを解く手順を5つのステップで確認していきますね。
STEP1. 働きについて
まずは先ほど登場した「働き」について確認しましょう。こちらは3つのキーワードのうちの1つでもありますよね。
働きとは?
働きの定義について、『黄リー教』では、
ある語が他の語に対して持つ関係
としています。
とても重要な説明ではありますが、初めて見る人にとっては、なかなかピンと来ないのも事実。
そこでひとまず、それぞれの語が英文の中で持つ「役割」のようなものだと思ってください。
英文に含まれる語(または句・節)はすべて、それぞれの役割を持っています。
その語たちが自分の役割をしっかりとこなし、みんなで協力して、1つの英文を作り上げているのです。
この役割のことを、『黄リー教』では「働き」と呼んでいます。そしてすべての語の「働き」を見つけることが、このゲームの目的です。
※「語・句・節の違い」については、記事の最後に記載しておきました。気になったときに確認してみてくださいね。ひとまず「句・節」は「単語を2語以上組み合わせたもの」という認識で大丈夫です。
働きは全19種類
「働き」には以下の全19種類があります。
- 主語
- 動詞の目的語
- 前置詞の目的語
- 補語
- 同格
- 副詞的目的格
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
- -③
- -④
- -⑤
- 名詞修飾
- 動詞修飾
- 形容詞修飾
- 他の副詞修飾
- 文修飾
英文読解のパズルでは、常にこの19種類の中から正しい答えを選ぶことになります。
働きは必ず1つに決まる
パズルの空白に当てはまる「働き」は、1つの語に対して必ず1つしかありません。
たとえばある語の働きが、「主語でも補語でもどちらでもOK」なんてことは、絶対にあり得ない!ということです。
また数独と同じように、一箇所でも間違えると、他のすべての答えも連動してズレてしまうような構造になっています。
この「数独のような仕組み」については、説明が長くなってしまうため、記事の最後にまとめておきます。興味のある方はチェックしてみてくださいね(Lesson 5程度までの知識が必要です)。
とりあえず現段階では、
「答えは必ず1つ」
という点だけ押さえておきましょう!
※例外的に1つの語が2つの働きを持つこともありますが、その場合でも、2つの働きの組み合わせは必ず1つに決まります。「答えが1つになる」という点に変わりはありません。なお、そのような例外は『黄リー教』の後半まで登場しないので、今はスルーして大丈夫です。
ここまでをまとめると、
- 英文読解はパズルゲーム
- すべての語の「働き」を見つけたらクリア
- 「働き」は全19種類
となります。
STEP2. 品詞について
次に登場するキーワードは「品詞」です。このパズルゲームでは、「品詞」が重要な役割を担っています。さっそく確認してみましょう。
品詞は全4種類
「働き」が19種類あることは分かりました。すると今度は、働きの「選び方」が気になるところ。
そこで最初のヒントになるのが「品詞」です。
まず英語の品詞は、最終的に「名詞・動詞・形容詞・副詞」の4つに分類されます。
※動詞はさらに「述語動詞」と「準動詞」に分かれます。
たしかに英語には色々な品詞があります。でも英文の中では「名詞・動詞・形容詞・副詞」のいずれかの品詞として機能しているのです。
ピンとこない人は、とにかく「品詞は4つ!」と覚えておきましょう。
働きは品詞によって限定される
すべての語に、全19種類の「働き」が当てはまるわけではありません。「働き」は「品詞」によって限定されます。
「働き」と「品詞」の対応表は、以下の通り。
たとえば「名詞」であれば、「主語・動詞の目的語・前置詞の目的語・補語・同格・副詞的目的格」の6種。もしある単語が名詞と分かれば、その働きを19→6まで絞れるということです。形容詞なら19→2。
段々と謎解きらしくなってきましたね。
ここまでの話をまとめると、
- 英文読解はパズルゲーム
- すべての語の「働き」を見つけたらクリア
- 「働き」は全19種
- 「働き」は「品詞」によって限定できる
になります。
STEP3. 「活用」で述語動詞を見つける
「働き」と「品詞」という前提知識を手に入れたところで、さらに具体的な解き方を見ていきましょう。
最初の一手は述語動詞
パズルゲームには様々なセオリーがありますが、もっとも頭を悩ませるのは「最初の一手」かもしれません。
でも英文読解の場合は、とてもシンプル。
英文読解の「最初の一手」は、ズバリ
「述語動詞」を探せ!
です。
というのも、たとえどんな文であっても、そこには必ず「述語動詞」が含まれているからです。
そもそも英語の文は、単なる単語の集まりではありません。そこに述語動詞があって初めて正式な「文」として認識されるのです。
述語動詞がなければ、どれだけ長々と単語を並べても、それは「文」として認められません。逆に述語動詞さえあれば、どんなに短くても「文」といえます。
裏を返せば、それが「文」と呼ばれている以上、そこには必ず述語動詞が含まれているということです。
文には必ず述語動詞がある!
これはとても大事なルールなので、しっかりと覚えておきましょう!
ちょっとよく分からない…という方は、「文には絶対に述語動詞があるから、まずはそこから手をつける!」と理解しておけば大丈夫です。
そういうわけで、パズルの最初の手がかりが分かりました。さっそく述語動詞を見つけたいところですが…そこには大きな問題が…。
実はこの「述語動詞を見つける」という作業こそ、英文読解の最初にして最大の難所でもあるのです。
その理由として立ちはだかるのが…「準動詞」です。
見た目がそっくりな準動詞
そもそも動詞には、「述語動詞」と「準動詞」の2種類があります。
そのうち「文に必ず含まれる」というルールが当てはまるのは「述語動詞」だけ。「準動詞」にそのような性質はありません。
だからこそ最初に見つけたいのは、あくまで「述語動詞」でしたよね。
でも先ほど述べたように…そこには大きな問題があります。
実はこの「述語動詞」と「準動詞」…なんと見た目がまったく同じなんです。
パッと見では、それが述語動詞なのか準動詞なのか、まるで区別がつきません。
つまりその動詞が「述語動詞である」と断言するためには、それが「準動詞ではない」ことを証明しなければならないのです。すっかりパズルゲームらしくなってきましたね。
では、どうすれば証明できるのか。
そのために用いるのが、「活用」です。ついに3つ目のキーワードの登場ですね。
述語動詞であることを証明する方法
動詞が「述語動詞・準動詞」のどちらであるか?
それは動詞の「活用」で決まります。
活用と述語動詞・準動詞の対応表は、以下の通り。
※活用は原形・現在形・過去形・過去分詞形・ing形の全5種類。
動詞を見つけたら、この表を参考に述語動詞と準動詞を区別します。言い換えると、「述」に該当するものを探すことが、このパズルゲームの最初の一手です。
STEP3は説明が長くなってしまいましたが、要点をまとめると、
- 最初の一手は「述語動詞を探せ」
- 述語動詞は「活用」で見分ける
となります。うん、シンプル!
さて、3つのキーワードが出揃ったので、改めて確認しておきましょう。
働き | 英文の中の役割のこと 全19種類 すべての語の「働き」を見つけたらクリア |
品詞 | 全4種類 「品詞」によって「働き」が限定される |
活用 | 全5種類 述語動詞・準動詞の区別に用いる |
※「活用」には「動詞の使い方が限定される」という側面もありますが、これについてはLesson 2で学習します。
ここまでの話をまとめると、
- 英文読解はパズルゲーム
- すべての語の「働き」を見つけたらクリア
- 「働き」は全19種
- 「働き」は「品詞」によって限定できる
- まずは「活用」を使って「述語動詞」を探す
となります。
STEP4. 文の骨組みを見つける
さて、最初にして最大の難所は越えました。ここからようやく、答えを埋めていく作業の始まりです。
実は「述語動詞」を見つけると、いくつかメリットがあります。それについて確認してみましょう。
主語を見つける
述語動詞には「文を作る」という大事な役割がありますが、実はもう1つ、重要な性質があります。
それは、
必ず「主語」とセットで使う
というものです。
主語は「名詞」の「働き」の1つでしたね。
そういうわけで、述語動詞を見つけたら、動詞の主体となる名詞も探してみましょう(動詞の表す行為を行う存在、または動詞の示す状態にある存在。日本語でいうと「~は」「~が」に当たる)。その名詞の「働き」が「主語」になります。
長い道のりになってしまいましたが、ようやく最初の「働き」を発見できましたね!
述語動詞の働きを見つける
さて、無事に「主語」を発見できました。次に注目すべきは、先に見つけた「述語動詞(V)」です。
というのも、述語動詞は「品詞」であって、「働き」ではありません。
このゲームの目的は「働き」を見つけることですから、今度は述語動詞の働きを突き止めましょう。
動詞の働きには「①②③④⑤-③-④-⑤」がありますが、これは要するに「文型」を表しています(「-」は受身)。
文型は「動詞の目的語(O)」と「補語(C)」の数によって決まるものでしたよね(「動詞の目的語」と「補語」はどちらも「働き」の一種です)。
OとCの見つけ方は省略しますが(Lesson 5で詳しく勉強します)、ここで大事なポイントは、「文型とO・Cの組み合わせ(パターン)」は決まっているという点です。
このパターンに矛盾が生じることはありません。O・Cの数が分かれば文型は自動的に決まるし、先に文型が決まれば、O・Cの数もそれに従います。
つまり、
「述語動詞の働き」と「O・C」は常にセットで確定できる
ということです(「O・Cが決まったのに文型が分からない」ということはあり得ないし、その逆も同様のことがいえます)。
※なお例文の「makes – me – happy」が「⑤ – O – C」に決まるまでの過程を知りたい方は、下記の補足情報をご確認ください(Lesson 5までの知識が必要です)。
骨組みが決まる
このように「述語動詞」を発見したおかげで、「主語(S)」「述語動詞(V)の働き」「動詞の目的語(O)」「補語(C)」が立て続けに決まりました。
これが述語動詞を発見するメリットです。
そしてこのSVOCは、文の骨組みを作る主要素でもあります。
メインが決まったので、あとは「飾り」の部分を解決するだけ。ここまでくれば、クリアまであと一歩。残りの空白を埋めて、ゴールを目指しましょう!
ここまでの話をまとめると、
- 英文読解はパズルゲーム
- すべての語の「働き」を見つけたらクリア
- 「働き」は全19種
- 「働き」は「品詞」によって限定できる
- まずは「活用」を使って「述語動詞」を探す
- 「主語」を見つける
- 述語動詞の「働き」、「動詞の目的語」、「補語」を見つける
となります。
STEP5. その他の働きを見つける
主要素以外の語は、基本的に修飾語です。
各語の品詞を特定し、働きの候補から正しいものを当てはめればOKです。
たとえば「very」は副詞だから「動詞修飾」「形容詞修飾」「他の副詞修飾」「文修飾」の候補がある。文意から判断して、直後の形容詞を説明しているから、これは「形容詞修飾」だ、といった感じです。
このようにして残りの語の働きを埋めたら…無事にパズルの完成です!
黄リー教で詳しく学ぶ
以上が、『黄リー教』のルールに基づいた英文読解の大まかな流れです。
もちろん、これはまだ序の口。実際はもっと複雑ですし、ここには登場していない準動詞や従属節など、難解なルールがたくさんあります。
とはいえ、学習中に迷子にならないためにも、全体の流れを知っておくことは大切です。
とくに3つのキーワード(働き・品詞・活用)は、『黄リー教』の要。それぞれが何を意味するのか、なぜ大事なのか。見失ってしまったときは、ぜひ上記のパズルゲームを参考に、確認してみてください。
そしてより詳しいルールは、『黄リー教』で1つ1つ丁寧に教えてくれます。
このブログでは『黄リー教』の各レッスンのサポート情報も発信する予定です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
長文にもかかわらず、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ではまた、他の記事でお会いしましょう!
補足情報
記事で紹介しきれなかった補足情報を以下にまとめておきました。
語・句・節の違い
語 | 1つ1つの単語を指す。 |
句 | 複数の単語を組み合わせたもの。前置詞句など。 ex) in Tokyo, to sing a song |
節 | 複数の単語の組み合わせが「文」を構成しているもの。正しくは「従属節」と呼ぶ。 ex) I think that he is a nice guy. |
「語」は1つの単語を指し、2つ以上組み合わされたものを「句」と呼びます。
「節」は句に似ていますが、それが「文」になっているものを指します。「文になっている」とは、その中に「述語動詞」が含まれている、ということです(述語動詞は必ず主語を伴うので、正確にいうと主語+述語動詞が含まれています)。
語と同様に、句と節も全体で4つの品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞)のいずれかに分類されます。たとえば前置詞句は、個別に見ると前置詞+名詞ですが、前置詞句全体では形容詞か副詞に分類されます。
働きが1つに決まるメカニズム
「動詞の働き(①~⑤)」を例に考えてみましょう。
文型を知っている人なら、この動詞の働きが「③(第3文型)」であるとすぐに分かりますよね。
これは動詞に「O(動詞の目的語)」が付いているからです。「SVO」の形になるのは③しかないので、Oを見た瞬間に③と確定できます(③以外の可能性はない、という言い方もできますよね)。
ところがもし、Oだと思っていたものが、本当は「C(補語)」だったとしましょう。すると③の後ろにCが付くことはありませんから、これに連動して、動詞の働きも変更しなければいけません。すなわち「SVC」の形をとる「②(第2文型)」になります(これについても、②以外の可能性はない、という言い方ができますね)。
このように動詞の働きは必ず1つに決まり、同時に、動詞に付く語の働きが変更されると、動詞の働きも連動して変わってしまいます。
そしてこの仕組みは、動詞以外の語や、さらに複雑な文についても同様です。
ある「名詞」が「O」と分かるから、動詞の働きが「③」に決まる。その「名詞」を形容詞が修飾していれば、形容詞の働きは「名詞修飾」に決まり、その形容詞をさらに修飾している副詞の働きは「形容詞修飾」だと確定できる。
でももし「名詞」だと思っていた語が、実は「副詞」だったとしたら…それに伴って動詞の働きも変わってしまう…いや、そもそも述語動詞ではないかもしれない…そうなると主語だと思っていた語は主語じゃない…?しかも名詞でないということは、それを修飾していた形容詞の働きはどうなる…?それを修飾していた副詞は…?
このようにすべての語の働きは、他の語との関係によって必ず1つに決まり、そして一箇所でも変更しようとすると、それに連動して他の語にも影響を与えてしまうような構造になっています。
まさに数独ですよね。
なお、このような「働き」の仕組みについては、こちらの記事でさらに深く追求しています。
⑤ – O – Cに決まるまでの過程
まず「me」の品詞は「名詞」です。そして「me」には前置詞が付いていなくて、主語の「(This) book」とイコールではありません。そのため「me」は「動詞の目的語(O)」になります。
続いて「happy」の品詞は「形容詞」です。形容詞の働きには「名詞修飾」と「補語」の可能性がありますが、この文中に「happy」の修飾する名詞がありません。そのため「happy」は「補語(C)」であると考えられます。
これらを踏まえて「動詞」の「make」を見てみましょう。「make」にはOとCが付いているため、「make」の働きは⑤になるはずです。
そこで辞書を引いてみると、確かに「make」には⑤の用法があります(「OをCにする」の意)。意味的にも不自然なところはないため、「make」は⑤と判断できそうです。
ここで終わりにしても構いませんが、念のため、今度は「make」の視点に立って考えてみましょう。
「make」を辞書で調べると、①~⑤のすべての働きを持つことが分かります(このような動詞も珍しいですが…)。
「make」が①だとすると、「me」、「happy」ともに余ってしまいます(他の語との関係が不明)。
②だとすると、「me」は「補語」になるはずですが、「(This) book」と「me」はイコールではありません。また「happy」の働きも分からないままなので、これも違います。
③の場合、「me」が「動詞の目的語」となる点は問題ありませんが、やはりhappyが余ってしまうため、これも可能性から外れます。
④だとすると「動詞の目的語」、つまり「名詞」が2つ続くはずです。しかし「happy」は「形容詞」なので、「動詞の目的語」にはなり得ません。
最後に⑤です。これは前述のとおり、「me→動詞の目的語」、「happy→補語」に当てはまるため、「⑤ – O – C」の組み合わせに矛盾が生じません。
よってO・Cから見ても動詞から見ても、⑤の可能性しか残らないため、答えは「⑤OC」になります。
このようにパズルの正解は、それ以外の可能性をすべて排除することで、初めて導き出されます。それが自ら「正解」であることを主張するのではなく、他に正解になり得るものがないから、結果的に「唯一の答え」になるのです。
逆に複数の可能性が残っているときは、まだヒントが足りていないことを意味します。
数独で数字を埋めるとき、そこには唯一の可能性しかありませんよね?「2」と「5」の可能性があるけれど…絞り切れないから…勘で埋めちゃおう!なんてことは絶対にないはずです。
英文読解もこれとまったく同じように、他のすべての可能性を排除した結果として、答えが必ず1つになるのです。
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