非公式黄リー教道場:2. Delve into the Allure of NFL

「非公式黄リー教道場」へお越しいただきありがとうございます!

第2回のテーマは「NFL」です。

NFL(National Football League)とは、アメリカのプロアメフトリーグのこと。

野球=MLB
バスケ=NBA
アメフト=NFL

アメリカというと野球やバスケのイメージが強いかもしれませんが、アメリカで一番人気のあるスポーツリーグは、実はNFLです。

というわけで、今回は英文読解のトレーニングをしつつ、同時にNFLの魅力も学んでみましょう。

ルールはいつもの通り。

  • 下記の英文(100語程度)を読んで、構造図を考える
  • 理解度をチェックする
  • 和訳をチェックする
  • 構造図・解説をチェックする
  • 面白かったらお友達に紹介する
  • 面白くなくても文句を言わない
  • 間違いを見つけたら、優しく指摘してあげる
目次

本文

Delve into the Allure of NFL

The NFL, or National Football League, is a globally enjoyed sport, offering excitement for all. Here’s why it’s so captivating:

Strategic Gameplay: Just like in baseball, NFL games have clear offense and defense moments. Each play is a chance for teams to outsmart each other.

The Quarterback (QB): The QB is like the team’s captain. They make important decisions and lead their team to victory with smart plays.

Money Management: In the NFL, there’s a “salary cap,” limiting how much teams can spend on players. It ensures fairness, regardless of a team’s financial strength.

With its blend of strategy, skill, and fairness, NFL football is an unparalleled experience enjoyed by millions.


理解度チェック

次の内容が正しければT、正しくなければF、言及されていなければNを選んでください。

※タップすると解答が表示されます。

The NFL gathers enthusiastic popularity only in America.

F

第1段落に「The NFL, or National Football League, is a globally enjoyed sport」とあることから、アメリカに限らず世界中で楽しまれていることが分かります。

In the NFL, offense and defense are clearly separated.

T

第2段落に「NFL games have clear offense and defense moments.」とあるように、NFLではオフェンスとディフェンスが明確に分かれています。

In the NFL, the money that can be invested in players is limited.

T

第4段落で「there’s a “salary cap,” limiting how much teams can spend on players.」と言及されていることから、選手に投資できる金額に上限のあることが分かります。

和訳

NFLの魅力に迫る

NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は誰もが熱狂できるスポーツとして、世界中で楽しまれています。NFLが魅力的な理由はこちら。

戦略的なゲームプレー:ちょうど野球と同じように、NFLの試合には明確なオフェンスとディフェンスの場面があります。一つひとつのプレーが、お互いを出し抜くチャンスです。

クォーターバック(QB):QBはチームのキャプテンのような存在です。彼らは重要な決断を下し、知的なプレーでチームを勝利に導きます。

資金管理:NFLには「サラリーキャップ」があり、チームが選手に掛けられる金額を制限しています。これにより、チームの資金力に影響されることなく、公平性が保たれているのです。

戦略、スキル、公平さが融合されることで、NFLは他に類を見ない体験として、何百万もの人たちに楽しまれています。


下記の構造図・解説は、あくまで「英語学習者」である管理人によるものです。誤情報が含まれている可能性もあるため、十分にご注意ください(コメント欄またはTwitter(X)にてご指摘いただけますと幸いです)。
なお構造図・解説はすべて『黄リー教』の内容に基づいています。詳細は『黄リー教』および副教材をご確認ください。

構造図

特殊な構造図記号

cj…従属接続詞
+ad…誘導副詞
+S…真主語
-S…仮主語
+O…真目的語
-O…仮目的語

解説

第1段落

enjoyedは裸のp.p.で、過去分詞形容詞用法として用いられています[黄リー教: P422 20-4]。is enjoyedという受身の文ではありません。enjoyedの前に不定冠詞(限定詞)のaがあり、aからsportまでが1つのブロックになっています。そのためブロックの外側にあるisとenjoyedが関係を持つことはありません(globallyにも同様のことが言えます)[黄リー教: P93 6-14]。「The NFL is globally enjoyed.」であれば受身の文です。

offeringは裸のingで、現在分詞の分詞構文です[黄リー教: P208 12-7]。

whyは関係副詞です。外側はwhyからcaptivatingまでが名詞節で主語。内側の働きは動詞修飾。これは「Here’s the reason why it’s so captivating.」から先行詞のthe reasonが省略された文と考えられます。通常、関係詞は形容詞節を作りますが、先行詞の省略された関係副詞は名詞節を作ります[黄リー教: P267 14-2]。
なお「Here’s why…」は倒置の文です[実践演習: 46]。

第2段落

likeは従属接続詞で「~のように」という意味です。従属接続詞の内側は完全な文になるはずなので、SV等が省略されていると考えられます。たとえば「Just like they have clear offense and defense moments in baseball,」などの文を想像すると分かりやすいかもしれません(ただし必ず特定のSVが省略されているわけではないため、ざっくりと想像するくらいにとどめておきましょう)。

「a chance for teams to outsmart」は、意味上の主語(for teams)+不定詞形容詞用法(to outsmart)の形になっています。chanceは抽象名詞なので、to outsmartは黄リー教P292のタイプ3に該当します。
※余談ですが筆者は練習のために、タイプ1→a-s、タイプ2→a-o、タイプ3→a-aと表記しています。

第4段落

limitingは裸のingで現在分詞の分詞構文です。

howは疑問副詞で、外側はhow~playersまでが名詞節で動詞(limiting)の目的語、内側は他の副詞修飾または形容詞修飾。how much teams can spend on playersは間接疑問文です[黄リー教: P328 17-6, P403 19-8]。muchは副詞または代名詞として捉えることができます。副詞の場合は①spendを修飾。代名詞の場合は③spendの目的語になります。代名詞のmuchはもともと形容詞であったものを転用しているため、疑問副詞のhowで修飾できます(much moneyをmuchという代名詞にまとめたと考えると分かりやすいかもしれません)[TOEIC精読講義: P170]。

第5段落

enjoyedは第1段落と同じく、裸のp.p.で過去分詞形容詞用法です。ただしこちらは後置修飾になっています[黄リー教: P422 20-5]。

余談

筆者は日頃から、現地のNFL関連の記事を読んでいます。そこで面白いことに気が付きました。それは日本とアメリカでは、スポーツ記事のスタイルがまったく異なるということです。

日本のスポーツ記事は「報道寄り」。淡々と事実を伝えることを特徴としています。たとえば「大谷選手が水曜日の試合に先発出場した。3打数2安打1四球だった。チームは5-4で勝利した」といった具合ですね。

一方でアメリカは「エンタメ寄り」。詩的な言い回しや比喩表現を多用します。

ある記事の冒頭は「重厚な貨物列車がボルティモアの港に向けて出発した」という一文で始まりました。この表現は「ひとりの選手が(ボルティモアを本拠地とするチームに)移籍した」旨を示唆しています。

日本のライターであれば「A選手がBチームへの移籍を発表した」と書きそうですよね。しかし、少なくともNFLのスポーツ記事では、そのように明快な表現を見つける方が難しいくらいです。

言語には文化が濃縮されていますが、記事のスタイルひとつとっても、各国の特色がみられそうですね。

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この記事を書いた人

とりいのアバター とりい 黄リー教多読部部長

元英語嫌いのアラフォー。『黄リー教』に魅了されて以来、英語学習にハマっています。『黄リー教』への恩返しのため、主に学習サポート情報を発信中。ただし、あくまで素人の見解なのでご注意ください。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

好きなこと:妻との散歩・旅行・NFL

ご意見等ございましたら、Twitterまでご連絡ください。

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