非公式黄リー教道場:6. Spike of Haikyuu!! the Secrets Behind the Volleyball Manga Sensation

第6回「非公式黄リー教道場」へようこそ!

今回のテーマは「ハイキュー!!」。言わずと知れた人気バレー漫画ですね。

Twitter(X)の友人たちが夢中になっていることもあり、『黄リー教』トレーニングの題材に選びました。ちなみに筆者はほとんど読んだことがありません…(近々読んでみます…チャンスがあれば…)。

というわけで、今回も構造図づくりにチャレンジしてみましょう!

ルールはいつも通り。

  • 下記の英文(100語程度)を読んで、構造図を考える
  • 理解度をチェックする
  • 和訳をチェックする
  • 構造図・解説をチェックする
  • 面白かったらお友達に紹介する
  • 面白くなくても文句を言わない
  • 間違いを見つけたら、優しく指摘してあげる
目次

本文

Spike of Haikyuu!! the Secrets Behind the Volleyball Manga Sensation

Since its debut, Haikyuu!! has been capturing hearts globally, becoming a beloved manga. Through compelling character development, its diverse cast members are brought to life, and readers form emotional bonds with whoever is struggling their way.

Intense sports action is skillfully blended with heartfelt storytelling, mixing thrilling matches with touching moments of friendship and growth.

Creator Haruichi Furudate’s meticulous attention to detail in volleyball techniques and strategies adds authenticity, appealing to both casual readers and enthusiasts alike.

Furthermore, explored in Haikyuu!! are universal themes such as excellence, adversity, teamwork, and perseverance, resonating with audiences worldwide. As its popularity persists, Haikyuu!! cements its place as a timeless classic in manga and anime.


理解度チェック

次の内容が正しければT、正しくなければF、言及されていなければNを選んでください。

※タップすると解答が表示されます。

Haikyuu!! appeals exclusively to hardcore volleyball enthusiasts, neglecting to attract casual readers.

F

第3段落に「…, appealing to both casual readers and enthusiasts alike.」とあることから、熱狂的ファンだけでなく、一般読者も魅了していることが分かりますね。

Its diverse cast members are brought to life due to drawing their captivating development.

T

第1段落に「Through compelling character development, its diverse cast members are brought to life」とあるように、登場人物たちの魅力的な成長を描くことで、それぞれのキャラクターに命を吹き込んでいます。

The feature of Haikyuu!! is that it specializes only in depicting exciting matches.

F

第2段落で「Intense sports action is skillfully blended with heartfelt storytelling, mixing thrilling matches with touching moments of friendship and growth.」と言及されているように、ハイキュー!!は感動的なストーリーテリング、臨場感ある試合、さらに心を揺さぶる友情や成長の瞬間を巧みに織り交ぜながら物語を展開させています。

和訳

ハイキュー!!人気の秘密に迫る

デビュー以来、『ハイキュー!!』は世界中の人々の心をつかみ続け、愛される漫画になった。キャラクターの心躍る成長が、多様な登場人物に命を吹き込み、必死に努力しているキャラクターが誰であれ、そのキャラクターに対して、読者は感情的な絆を抱くことになる。

白熱するスポーツアクションが、心を動かすストーリー展開に絶妙に融合し、スリル満点の試合シーンと感動的な友情・成長の瞬間が混ざり合っている。

作者である古舘春一がバレーボールのテクニックや戦略に細心の注意を払うことで、漫画のリアリティが増幅され、一般の読者、熱狂的ファンにかかわらず魅力的なものになっている。

さらに『ハイキュー!!』では、優れた存在の追求、逆境、チームワーク、忍耐といった普遍的なテーマが探求され、世界中の読者の共感を呼んでいる。その人気が続いているため、『ハイキュー!!』は漫画・アニメの世界における不朽の名作としての地位を確立している。


下記の構造図・解説は、あくまで「英語学習者」である管理人によるものです。誤情報が含まれている可能性もあるため、十分にご注意ください(コメント欄またはTwitter(X)にてご指摘いただけますと幸いです)。
なお構造図・解説はすべて『黄リー教』の内容に基づいています。詳細は『黄リー教』および副教材をご確認ください。

構造図

特殊な構造図記号

cj…従属接続詞
+ad…誘導副詞
+S…真主語
-S…仮主語
+O…真目的語
-O…仮目的語

解説

第1段落

has been capturingは完了進行形です[黄リー教: P161 9-5-1]。構造図では詳しく触れていませんが、「has + been capturing(学校文法の捉え方)」と「has + been + capturing(辞書の捉え方)」の2つの捉え方を確認しておきましょう[黄リー教: P108 7-2]。

becomingは裸のingの可能性のうち、現在分詞の分詞構文です[黄リー教: P208 12-7]。

compellingは③compelのing形で動名詞(前の働きは前置詞の目的語)、character developmentがOであるようにも見えますが、そうすると意味が通りません。このcompellingは「人を引きつける、注目せざるを得ない」という意味の形容詞で、character developmentがThroughの目的語です。

are broughtはbe助動詞 + 過去分詞形で、過去分詞形の4つの可能性のうち、受身に該当します[黄リー教: P124 8-2]。

whoeverは複合関係代名詞で、外側はwhoever~wayが名詞節で前置詞(with)の目的語、内側の働きは主語です[黄リー教: P338 17-9-1]。複合関係代名詞は和訳が困難ですが、事柄としては「(成長しようと)もがいているキャラクターが誰であっても、そのキャラクターに対して感情的な絆を抱く」という意味になります。

第2段落

is blendedはbe助動詞を着ているので受身です。

mixingは裸のingで、現在分詞の分詞構文です。

thrilling、touchingはどちらもing形ですが、動詞ではなく形容詞として用いられています(③の現在分詞形容詞用法と捉えても構いませんが、いずれも形容詞として辞書に掲載されているため、ここでは形容詞として処理しました)。

第3段落

非常に頭でっかちの英文ですが、構造上の主語はattention、述語動詞がaddsです。addsに三単現のsが付いている(=現在形)ため、すぐに述語動詞と分かりますね[黄リー教: P202 12-2]。Creator Haruichi Furudateには所有格のsが付いており、全体で形容詞句を作っています[黄リー教: P28 4-1]。to detail、in volleyball techniques and strategiesは前置詞句なので、主語にはなりません。すると残った名詞=attentionが主語であることが分かります。構造的に考えても、矛盾はなさそうですね。

appealingは裸のingで、現在分詞の分詞構文です。

both A and Bは第3回にも登場しましたね。bothとandを1つの等位接続詞(相関接続詞)として扱います。

第4段落

「explored in Haikyuu!! are universal themes…」の文において、Furthermoreを除くと、exploredが文頭に来ていますね。exploredには過去形と過去分詞形の可能性がありますが、過去形の動詞が文頭に置かれることは普通はありません。過去分詞形だとすると、裸のp.p.は主語にならないため、文頭に置かれているのはやはり不自然です(「主語」になる品詞は「名詞」のみ。しかし「名詞」の働きを兼ねる裸のp.p.はない)[黄リー教: P412 20-2]。そこで倒置の可能性を念頭に置きつつ読み進めると、すぐにareが見つかります。are exploredが述語動詞(受身)で、この文が「universal themes are explored in Haikyuu!!」の倒置であると考えると、構造的にも意味的にも成立しそうですね。形容詞句も含めるとuniversal themes~perseveranceが主語となります。かなり頭でっかちになってしまうため、倒置の形にしたのでしょう。

「such as(BのようなA)」の表現には、「such A as B」と「A such as B」の2パターンがあります。いずれの場合も形容詞のsuchをas以下の前置詞句(副詞句)が修飾しているわけですが、後者(A such as B)のパターンでは、such asを1つの前置詞として捉えてしまった方が便利です(前者も同様のidiomとして処理して構わないと思います)。

excellenceは「優秀さ」を表す名詞ですが、この文脈では「優秀さを追い求めること」というニュアンスを持っています。「より優れた存在になろうと努力すること」はもちろん、「そもそも優れた存在とは何か?」という問答すら含んでいるかもしれませんね。

resonatingは裸のingで、現在分詞の分詞構文です。

worldwideは場所を表す副詞で、直前の名詞を修飾しています[黄リー教: P278 問題14-3, 実践演習: 中41, 71]。

余談

秀逸なスポーツ漫画は大抵の場合、記事にもあるように、作者のスポーツに対する深い理解と、キャラクターの人間ドラマがうまく取り入れられているように思えます。

ただし順番としては、作り手が真剣にスポーツに向き合って、はじめてドラマが生まれるのではないでしょうか?

都合よくドラマを作るために、付属的にスポーツの要素を取り入れるような作品は、浅はかな物語しか展開させられず、結果的にドラマも生まれない…ような気がします。

ちなみに作者の一番好きな漫画は『宇宙兄弟』です(これこそ本当の余談ですね)。いつか『宇宙兄弟』をテーマにした英文問題を作ってみようと思います。

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この記事を書いた人

とりいのアバター とりい 黄リー教多読部部長

元英語嫌いのアラフォー。『黄リー教』に魅了されて以来、英語学習にハマっています。『黄リー教』への恩返しのため、主に学習サポート情報を発信中。ただし、あくまで素人の見解なのでご注意ください。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

好きなこと:妻との散歩・旅行・NFL

ご意見等ございましたら、Twitterまでご連絡ください。

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